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2010/03/07

これを私の名前としよう

新春アニメ映画ラッシュ、最後を飾るのはこちら。

そう、「涼宮ハルヒの消失」を観てきました。

感想はこちら。
今回もネタバレを含みますよ。

夏にエンドレスエイトでイロイロやっちゃったとはいえ、腐っても京都アニメーションのハルヒ。
「原作に忠実に」の路線は堅持されていました。

今回の見所は、まずはキョンの二役(?)のシーン。
杉田さんの演技が神がかってます。
熱いキョンと冷たいキョン。どちらもキョンであり、見ているものは同じ。以降の彼の立ち位置を決める重要なイベント。象徴的なシーンをいくつも挟み、自動改札のシーンで長門を振り切る形で決着します。いつものキョンなら確実に振り向いてしまうと思われるシーンですが、振り向きません! そこに決意が見て取れる、非常に効果的な心象描写だと思いました。

そしてラスト近く、入院しているキョンの元に長門が来るところ。ここがまたいい。
このシーンの舞台は原作では病室でしたが、屋上に変更されていました。
おそらく、最後に雪が降ってくるという演出をするために屋外にしたのでしょう。原作8巻「涼宮ハルヒの憤慨」に収録されているエピソード「編集長★一直線!」を読んでいるファンは、長門が雪に自分を投影していることを知っているわけです。

冷たく、美しい氷の結晶。人の熱に触れれば消えてしまう――

これほど長門を象徴するアイテムはないでしょう。
見事な演出と言わざるを得ません。

上映時間は、どこかの駄目映画と違って、「尺が足りなければ延ばせばいいじゃない」とばかりに2時間40分。
しかしながら、原作を何度も読んでいて先の展開も知り尽くしているにも関わらず、2時間40分があっという間でした。「消失」という話それ自体が面白いというのももちろんですが、やはり画面、音楽、役者さんの演技と、どれもがピタリとハマったせいに違いありません。
圧倒されていたのは僕だけではなかったようで、エンディングクレジットが過ぎてエピローグが終わり、画面が暗転してもしばらく席を立つ人がいませんでした。

久しぶりに凄い映画を見たものです。
間違いなくオススメ。

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コメント

長門のマンション、モデルがあったんだ…
え? 割と有名な話?
知らなかった…

投稿: 当麻令 | 2010/03/10 02:43

家が近所なもんで、リアル長門のマンションとかもワザワザ見に行った私ですよ。

良かったねー、と聖地巡礼を共にした友達と簡単な感想を交わして帰りました。
それで十分な映画。

投稿: とみーさん | 2010/03/09 23:06

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